福井県越前市粟田部町の花筐公園一帯で5日、「2015はながたみまつり」(福井新聞社後援)が開幕した。小雨が降るあいにくの天気だったが、桜は見ごろを迎え、家族連れらが続々と見物に訪れていた。12日まで。
午後1時半、南越中吹奏楽部のステージ演奏で幕開け。にぎやかな演奏が会場を盛り上げた。屋外テントでは田楽や焼き鳥の販売もあり、来場者が舌鼓を打っていた。
園一帯には約千本の桜があるが、昨年から地元の「花筐物語の会」が付近の山で桜の植樹祭を企画。この日も募集に応じた7人が樹木に自分の名前入りのプレートを取り付けていた。同会では5年間で50本の植樹を計画している。
12日にはスタンプラリーのほか、こども太鼓、小林舞弥歌謡ショーなどのイベントを予定している。