長野県 伊那路 花・紅葉

ハナモモの美、際立つ春雨 駒ケ根「花桃の里」

信濃毎日新聞(2015年4月21日)

 駒ケ根市中沢の「花桃の里」が、赤や白、ピンクに彩られている=写真。百々目木(どどめき)川沿いに植わるハナモモは約900本。20日も雨の中を観光客が訪れ、しっとりとぬれた花々に見入っていた。

 地元の宮下秀春さん(81)が、20年ほど前から植えて増やしてきた。5年ほど前まで毎年、落ちた実を拾い集めて苗木を育て、80本を植えた年も。今も剪定(せんてい)や草刈り、消毒など大切に世話をしている。

 東京都小金井市から友人2人と訪れた深井恵美子さん(67)は「雨に打たれて色が鮮やか。つぼみもあるせいか色が濃く感じます」と話していた。宮下さんによると、今週末に満開になり、今月末ごろまで楽しめそうだ。

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