福井海上保安署は28日、坂井市三国町の東尋坊で観光遊覧船の安全点検を行った。
署員6人が遊覧船に乗り込み、救命胴衣や浮器、消火器具の設置状況や、乗客の乗降時の誘導など約30項目をチェック。この日は全5隻のうち3隻を点検し、不備はみられなかった。残る2隻は今月中に点検する。
安全点検は、海上保安庁が定める「ゴールデンウイーク安全推進活動期間」(29日~5月6日)の一環で事前に行われた。期間中はマリンスポーツ愛好者や釣り客らに対し、海難事故防止の啓発チラシの配布や、巡視艇や署員の巡回を通して注意を呼び掛ける。