昨年5月に開かれた「ロボカップジャパンオープン2014」=福岡県

昨年5月に開かれた「ロボカップジャパンオープン2014」=福岡県

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ロボカップジャパン福井 あす開幕 国内外72チーム 技術の高さ競う

福井新聞(2015年5月1日)

 国内最大級のロボット競技会「ロボカップジャパンオープン2015福井」が2~4日、福井市の福井県産業会館、県生活学習館を会場に開かれる。国内外から72チーム、467人が参加、自分で考えて動く「自律移動型ロボット」のサッカー大会などで技術の高さを競い合う。

 ロボカップは人工知能やロボット工学の研究を進め、さまざまな分野で基礎技術として活用することを目的とした国際プロジェクト。国内大会のジャパンオープンは1998年から毎年開かれている。初の福井大会は、県が推進する「エネルギー研究開発拠点化計画」の取り組みの一環。

 2~4日の3日間にわたって、ロボットの種類別に4リーグを行う「サッカー」、被災地を模したフィールドで移動、探査能力を競う「レスキュー」、言語を認識して行う動作の正確性を競う「ホーム」の3競技を実施する。

 生活支援ロボットをテーマにした池田幸一さん(トヨタ自動車)の講演会(2日)や、県内大学、高専が開発したロボットの操作体験(3、4日)、小中学生対象のロボット組み立て教室(2~4日)などのイベントもある。

 問い合わせは、事務局の県電源地域振興課=電話0776(20)0230、若狭湾エネルギー研究センター=電話0770(24)7273。

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