砺波市栴檀山(せんだんやま)地区の魅力を発信する「せんだん山水仙そば祭り」が2日、同市五谷のとなみ夢の平スキー場で始まった。来場者は同市の「となみブランド」に認定されている「せんだん山そば」を味わい、ゲレンデに咲き誇るスイセンの眺めを楽しんだ。3日まで。
栴檀山自治振興会などでつくる「せんだん山水仙そば祭り実行委員会」(山本稔委員長)が、スイセンの開花時期に合わせ特産のソバをアピールしようと毎年実施し6回目。そばには、栴檀山そば生産組合(山本和雄組合長)が栽培するものを使用している。
会場では、小麦粉2割、そば粉8割の「二八そば」やそば粉10割の十割そばのほか、山菜ご飯を提供した。来場者はスキー場内に設けられたテントの中で、おいしそうに味わっていた。山菜の販売もあった。
ゲレンデに植えられた19品種20万本のスイセンが見頃を迎えており、花で描いた「となみ」の文字が浮かび上がっている。スキー場リフトに乗り一面に広がる花を楽しむ人もいた。