展示されている四日市区の「新田義貞『決戦』」=13日、坂井市三国町山王6丁目の四日市区山車蔵

展示されている四日市区の「新田義貞『決戦』」=13日、坂井市三国町山王6丁目の四日市区山車蔵

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三国祭の山車、一足早く鑑賞 坂井 巡行6基、展示始まる

福井新聞(2015年5月14日)

 三国祭の中日の20日に福井県坂井市三国町の旧市街地を巡行する人形山車の各当番区は13日、それぞれの山車蔵で山車の展示を始めた。最終調整する16~18日と巡行日の20日を除いて、21日の祭り最終日まで見られる。

 今年は、四日市区の「新田義貞『決戦』」、大門区の「織田信長」、三国祭保存振興会の「大石内蔵助」、真砂区の「本多成重」、桜町区の「永代櫻」、元新区の「矢の根 曽我五郎時致」の6基が巡行する。

 区民だけでなく観光客にもまち歩きを楽しんでもらおうと毎年、祭り前に展示。山車蔵の扉が開かれ人形が鑑賞できる。

 3年ぶりに当番区となった四日市区は過去2回もそれぞれ『出陣』『奮戦』と題した新田義貞を巡行しており、今回がシリーズ最終作
となる。

 吉江利信区長(68)は「シリーズを締めくくる、二刀流のかっこいい山車になった。当日は事故なく無事に巡行したい」と話していた。このほか、昨年巡行した岩崎区の「前田慶次」なども展示されている。展示は14、15日は午前10時~午後4時、19、21日は午前10時~午後9時。

 20日は正午ごろまでに三國神社前に6基の山車が集合、午後1時に出発し同8時半ごろまで旧市街地を練り歩く。

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