ライトアップされ、水田に映る合掌造り家屋=南砺市相倉

ライトアップされ、水田に映る合掌造り家屋=南砺市相倉

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相倉集落で「逆さ合掌」水田に浮かぶ 14日からライトアップ

北日本新聞(2015年5月14日)

 14日から始まる南砺市平地域の世界文化遺産・相倉合掌造り集落のライトアップを前に、試験点灯が13日行われ、田植え前の水田が鏡のように合掌造り家屋を映し出した。

 22棟の合掌造り家屋を照らし、日が暮れると水を張った田に映る「逆さ合掌」が幻想的に浮かび上がった。辺りにはカエルの鳴き声が響いて「ふるさとの原風景」と言われる風情を引き立てていた。

 ことしは冬の積雪が多く、集落の田は4月下旬まで残雪に覆われていたが、懸命な除雪作業でライトアップに合わせて水を張ることができた。田植えは例年より約1週間遅い31日を予定している。

 ライトアップは17日までの4日間で日没から午後9時まで行う。問い合わせは同集落保存財団、電話0763(66)2123。

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