応募作品を審査なしで展示する作品展「新潟アンデパンダン展」が１４日、新潟市中央区の市民芸術文化会館で始まった。会場には水彩画や油絵などの作品約１００点が展示されている。訪れた人は多彩な表現を楽しんでいた。

　アマチュア画家や美術教員の退職者らでつくる運営委員会が主催。無審査で自由に発表できることが特徴で、今回は県内外から５５人が出展した。

　写真と絵を融合させた作品や、コンピューターグラフィックスで人物を描いた作品など、技法にとらわれない自由な作風が目立った。毎年訪れるという新潟市秋葉区の画廊経営馬場悦子さん（６３）は「今年は特に個性的で斬新な画風の作品が多く、作者の個性が際立っていて楽しい」と話した。

　１７日まで。無料。１６日午後３時から新潟市在住の音楽家長沢孝明さんのミニコンサート、同４時から作品鑑賞会を開く予定。