射水市合併10周年記念「第37回越中だいもん凧(たこ)まつり」は17日、同市枇杷首(びわくび)の庄川左岸河川敷「大門カイトパーク」で行われ、県内をはじめ全国から集まった愛好者や子どもら約4000人が連凧や大凧などを空高く揚げた。北日本新聞社など協賛。
昨年までは2日間行われていたが、ことしは1日だけの開催となった。晴れ渡り、程よい風が吹く絶好のコンディション。午前は児童クラブによる親子連凧揚げや大門小学校児童らによる自由凧揚げなどがあり、一般凧揚げでは円筒凧や、人が自転車を漕ぐ姿を表現したものなど珍しい凧が登場し、来場者を楽しませた。
午後は企業や各種団体によるコマーシャル凧揚げや、38の地元自治会による大凧揚げ競技があり、武者絵や浮世絵などを描いた8畳や12畳の大凧が空を舞った。北日本新聞社、販売店でつくる北日本会、北日本新聞サービスセンターは、北日本新聞のラッピング紙面「富山もよう」を基にデザインした12畳の凧を揚げた。
茂出木雅章日本の凧の会会長、大橋昭二越中だいもん凧の会会長、棚田北日本新聞社取締役高岡支社長らが審査した。