北陸新幹線の最上級客室「グランクラス」で提供する軽食の夏メニューとして、6月1日から洋食に県産ポークのソテー、和食にホタルイカのピリ辛煮が登場する。6月中旬からは富山市八尾地域産の黒ごま入りのパウンドケーキも出される。
JR西日本と日本レストランエンタプライズは東京行き新幹線のグランクラス内で、沿線の食材や料理をイメージした軽食を提供している。春メニューには県産食材はなかったが、夏から登場することになった。洋軽食は信州ハムを使ったサンドイッチ、和軽食は五目ご飯とかまぼこ、加賀キュウリの酢の物などが入っている。同エンタプライズの広報担当は「舌と目で沿線の魅力を味わってほしい」と話している。ピリ辛煮のホタルイカは富山をイメージして入れたが、価格の関係で県外産を使うという。
夏メニューは8月末まで。費用は特急料金に含まれる。