御印祭のポスターを手にする(左から)加藤顧問、田子会長、松原事務局長=北日本新聞高岡支社

御印祭のポスターを手にする(左から)加藤顧問、田子会長、松原事務局長=北日本新聞高岡支社

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伝統継承願う「御印祭」のポスター完成

北日本新聞(2015年5月29日)

 6月19、20の両日に高岡市金屋町一帯で開かれる「御印祭(ごいんさい)」(北日本新聞社共催)の実行委員会メンバーが28日、北日本新聞高岡支社を訪れ、完成したポスターを手に祭りの魅力をアピールした。

 御印祭は高岡鋳物発祥の地・金屋町の礎を築いた加賀藩2代藩主前田利長をしのぶ祭り。命日の6月20日(旧暦5月20日)に合わせて毎年開かれている。前夜祭の19日に鋳物作業歌の弥栄節(やがえふ)に合わせて踊る町流し、本祭の20日に奉納踊りや子供町流しがある。

 ポスターの写真は、昨年に引き続き武山良三富山大芸術文化学部長が撮影した。親子がモデルで、町流しを担う父親と、抱かれてあどけない表情を浮かべる赤ん坊を捉え、祭りの伝統継承を願った。700枚印刷し、市内の観光施設や企業のほか、北陸新幹線が開業したことから、初めて東京富山県人会にも送る。

 実行委員会の田子正則会長と松原孝事務局長、加藤昌宏顧問が訪問。踊り手がかつての200人から6倍近くに増えたとし「首都圏を含め多くの人に見に来てほしい」と話した。

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