氷見市稲積の西洋風庭園「氷見あいやまガーデン」でバラの花が見頃を迎え、色とりどりに咲き誇っている。ことしは気温が高く、例年より1週間から10日ほど早く最盛期となった。30日は好天の下、大勢の家族連れらが訪れた。
同園では250品種3千株のバラが栽培されており、真っ赤な「レッドクイーン」や黄色の「伊豆の踊子」が来園者の目を楽しませている。
舟橋村稲荷から夫婦で訪れた中田満さん(58)と優子さん(51)は「品種が多くて、どれも立派。青空に映えとてもきれい」と話し、じっくり観賞していた。増井裕行ガーデンマネジャー(34)は「雨が降らなければ、あと1週間ほどは見頃が続く」と話している。
30日の県内は日中晴れて富山では最高気温が30・1度と真夏日になった。富山では今月に入り25度以上となった日は計21日となった。低気圧の影響で夕方以降に雲が広がったものの、31日の昼ごろには高気圧の影響が強まり、曇り時々晴れとなる見込み。