福井県あわら市の北潟湖畔花菖蒲(はなしょうぶ)園で13日、「第30回花菖蒲まつり」が開幕した。薄紫や水色など色鮮やかなハナショウブが咲き誇り、訪れた人を楽しませている。21日まで。
紫の「筑羽根(つくばね)」や白い「友鶴(ともづる)」など300種約20万本のハナショウブが広さ約7千平方メートルの園内に植えられている。5月下旬ごろから咲き始め、見ごろを迎えている。
好天に恵まれたこの日は、朝早くから多くの観光客らが訪れ、ハナショウブを背景に写真を撮ったり、好みのハナショウブの株を買い求めたりしていた。
会場では期間中、スイカやメロンなど地元特産品などを販売する飲食ブースが並び、湖上遊覧船も運航するほか、写真コンテストや、同会場や足湯施設などを巡るスタンプラリーも行われている。14、21の両日は、ジャズや民踊、太鼓演奏などのステージイベントがある。
入場無料。問い合わせは、同まつり実行委員会(市観光商工課内)=電話0776(73)1221。