砺波地方で行われる夜高祭りの最後を飾る「となみ夜高まつり」は最終日の13日、砺波市本町の大通りで大行燈(あんどん)をぶつけ合う「突き合わせ」を行った。
「ヨイヤサー、ヨイヤサー」の掛け声とともに、大行燈同士が激しく衝突。「ドーン」と地響きのようなごう音が響き、熱気は最高潮に達した。高さ6メートルの行燈が揺れるたびに、通りを埋め尽くした見物客から歓声が上がった。
昨年から同まつりに加わる五鹿屋地区の鹿島夜高保存会の大行燈が今年初めて突き合わせにも登場。15基が参加し、相手を替えて繰り返し行われた。
となみ夜高まつりは砺波夜高振興会主催、北日本新聞社後援。