魚津水族館(魚津市三ケ)は17日、ゴマフアザラシとフンボルトペンギンの夏の暑さ対策として、プールにすだれや遮光ネットを取り付けた。
飼育員は、3月に生まれたばかりのゴマフアザラシの子どもも元気に夏を乗り切れるようにと願いながら作業した。
アザラシやペンギンは日本の夏に弱いため、同水族館では毎年暑さをしのぐ工夫をしている。
子どもを含め4頭のアザラシがいるアザラシプールでは、飼育員4人が幅1・8メートルのすだれをプール上部にくくりつけていった。ペンギンプールには日光を遮るネットを取り付けた。
両方のプールは海水を使っており、海水温が上がる7月には冷たい井戸水に切り替えて暑さに対応する。