氷見市の特産、稲積梅の収穫が18日、同市阿尾で始まり、特産氷見稲積梅生産組合(長澤誠尚組合長)の組合員ら8人が一つ一つ丁寧に実を摘み取っていた。
組合は阿尾のほか稲積、余川などで計約2400本を栽培。4月上旬に気温が低かったことなどが影響し、ことしの収穫量は前年の6割弱程度だが、大粒で肉厚の実が多いという。
この日は午前8時から、組合員が実の形や色つやを確かめながら約500キロを摘み取った。午後からは、女性組合員が19日からの販売に向けて選別や包装に追われた。長澤組合長は「ジューシーな実に育った」と話した。梅は7月初旬まで、同市加納の直売所で販売する。