富士見町境の井戸尻史跡公園で、スイレンが見頃を迎えている。23日は直径約20センチの白やピンク、クリーム色の花が鮮やかに咲いていた=写真。
公園は、縄文時代の国史跡、井戸尻遺跡を囲むように広がる。標高は約860メートル。スイレンは、園内4カ所の田に植えられている。管理する近くの井戸尻考古館の樋口誠司(せいし)館長(57)によると、例年より1週間ほど早い5月20日ごろに咲き始めた。
園内では、ノハナショウブも見頃。古代ハスの一種で人気の大賀ハスは、7月10〜20日頃に咲きそろいそう。7月19日には観蓮会が開かれる。