新たに「清内路小町」(左)が加わったあかね大根を使った焼酎シリーズ

新たに「清内路小町」(左)が加わったあかね大根を使った焼酎シリーズ

長野県 伊那路

4本目は「清内路小町」 阿智のあかね大根焼酎シリーズ

信濃毎日新聞(2015年6月27日)

 下伊那郡阿智村清内路の伝統野菜「あかね大根」を使った焼酎シリーズに新たに「清内路小町」が登場し、26日、清内路公民館でお披露目された。住民らでつくる「あかね焼酎委員会」が2006年から企画。シリーズ4本目で、名前は公募の結果、「清内路小町」に決定した。

 委員会は飯田市の喜久水酒造と06年に「あかねちゃん」を発売。その後、1年仕込みの「大人になったあかねちゃん」、5年仕込みの「熟女あかね」を売り出した。「清内路小町」は「熟女あかね」の第2弾の位置付けで、アルコール度数は30度。564本(1本720ミリリットル)を造った。

 名前は寄せられた約30件から委員が選定。ソムリエの高野豊さん(64)=長野市=が考案した「清内路小町」が選ばれた。「評判の美しい娘」などという意味のある「小町」を名付けたという。

 販売する上清内路地区の長田屋商店の小池かおりさん(53)は「いつも発売を楽しみにしている人がいる」と話している。同店とみなみ信州農協清内路店で1本2580円で販売する。

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