10日から始まる「南アジアの恐竜時代」をPRする出向宣伝隊=6日、福井新聞社

10日から始まる「南アジアの恐竜時代」をPRする出向宣伝隊=6日、福井新聞社

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南アジアの恐竜化石見て 10日から勝山・県立博物館で特別展

福井新聞(2015年7月7日)

 10日に開幕する県立恐竜博物館(福井県勝山市)の開館15周年記念特別展「南アジアの恐竜時代」(同博物館、福井新聞社主催)の出向宣伝隊が6日、福井新聞社を訪れた。同展は、タイ、ラオス、中国で発掘された恐竜化石の数々が披露される。宣伝隊は「恐竜の進化や移動の歴史を知ってもらいたい」と来場を呼びかけた。

 同館職員ら4人が訪れた。展示される南アジアの化石は、1億2千万~3千万年前の地層から発掘された。福井県で採れる化石と同時代で、同館では両者を比較し進化や移動の様子を研究している。同展ではこの成果を分かりやすく解説する。

 目玉は、タイで発掘された全長15・5メートルの竜脚類、プウィアンゴサウルスの全身骨格レプリカ。同館が共同発掘した中国の恐竜卵化石などもある。12日には、研究員による第1回の展示解説がある。同展は10月12日まで。

 また勝山市北谷町の野外恐竜博物館は、19日で開館1周年を迎える。18日~8月31日、シャトルバスを1日6便に増やす。

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