高岡銅器協同組合(駒澤義則理事長)は7日、JR新高岡、あいの風とやま鉄道高岡の両駅に風鈴を取り付けた。新幹線が開業し、県西部の新たな玄関口となった新高岡駅は初の設置で、高岡銅器の涼やかな音が観光客を出迎える。9月上旬まで飾る。
風鈴の設置は駅利用者に涼を感じてもらおうと始まり、23回目。高岡銅器をPRするため、今回は全て高岡銅器製とし、同組合加盟の5社が制作した新作12種類計100個を用意した。
新高岡駅では改札内の1階エスカレーター前に20個を設置。作業には同組合と高岡仏具青年部会の15人ほどが、脚立を使って丁寧につるした。駅構内は風がないため小型の送風機を置いた。高岡駅ではホームの4カ所に計80個を取り付けた。
新高岡駅では風鈴の人気投票を実施。応募者から抽選で10人に風鈴をプレゼントする。応募期間は今月末までで、風鈴の設置場所に置いてある専用ボックスに投票する。