福井県坂井市の県児童科学館で18日から始まる夏休みイベント「エンゼル妖怪学校―不思議な授業の謎を解け!―」の宣伝隊が16日、福井新聞社を訪れ、来場を呼び掛けた。イベントは8月16日まで。
同館の奥山義一館長のほかカッパや雪女に扮した職員が訪れた。奥山館長は「日本に昔から伝わる伝承文化に着眼した。幅広い年齢層に楽しんでもらいたい」と話した。
メーンの常設企画「サイエンス妖怪学校」は、教室などに見立てたブースを六つ設置。マイクに向かって話すと別人の声で聞こえるといったさまざまな仕掛けで、妖怪の仕業のような不思議な体験ができる。仕掛けの種明かしをして、体験した現象が科学の力で作り出せることを学ぶ。
このほか、県内各地に伝わる妖怪の伝説を紹介したパネルも展示する。イベントの入場は無料だが、催しの一部は有料。問い合わせは同館=電話0776(51)8000。