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新潟県が宿泊費半額券 県内の施設対象 8月から受け付け

新潟日報(2015年7月23日)

 県は22日、県内503のホテルや旅館の宿泊費を半額にする「ふるさと旅行券」を発行すると発表した。9月から来年1月末までの平日と日曜の宿泊が対象で、1人1泊2万円を上限に半額を割り引く。割引総額は月1億円。8月1日から先着順で申し込みを受け付ける。

 地方創生事業の一環で、国の「地域住民生活等緊急支援のための交付金」を活用する。全体の予算は事務費なども含め約9億5600万円。県による同様の事業は2011年夏、宿泊料金などを3千円割り引くクーポンを県観光協会に委託して発行した例がある。

 宿泊客が減る季節や曜日に割引を行い、観光客の増加を図る。泉田裕彦知事は22日の記者会見で「(利用者に)新潟のファンになってもらい、リピーターになる機会になればありがたい」と述べた。

 利用できるのは土曜と休前日、12月30日~1月3日を除く日。県内、県外を問わず誰でも申し込める。対象の宿泊施設を先に予約した上で、インターネットか往復はがきで申し込む。各月1億円分まで、先着順で宿泊割引証を発行する。

 宿泊割引証に合わせ、飲食や土産購入、観光ツアーに3千円以上を使った場合に千円を割り引く特典券も2枚送る。観光施設や飲食店など139施設・団体で使える。

 対象施設など詳細は、インターネットホームページ「うまさぎっしり新潟の旅」に掲載。問い合わせは事務局、025(288)5210。

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