下諏訪町の諏訪湖博物館で24日、架空の星をテーマにした企画展「大コスモス展」が始まった。地元の御田町商店街が、町の観光イベント「三角八丁」に合わせ、2013年秋から毎年開く催し「少年少女の星cosmos(コスモス)」から派生した企画。公募に応じた町民などから、架空の星「コスモス」の生活に想像をめぐらせた工作、絵画など22点が集まった。
御田町商店街の催しは、架空の星が商店街に着陸したという設定。会場の一角を区切り、子どもたちはパスポートを持って星に「上陸」し、架空通貨コスモを使って買い物などを楽しむ人気企画だ。
寄せられた作品は、一緒に写ると誰でも仲良くなる工作品「みんな仲良しカメラ」や、星に眠る宝を示した地図のような刺しゅう作品「もしかしたら...宝さがしの地図...?」、絵画やオブジェなどさまざま。会場入り口には、星の「大使」からのあいさつ文や、催しでも設置する鳥居のような物体「トリー」を置くなど、想像が膨らむような工夫もしてある。
9月22日を除く月曜休館、同23日まで。8月29日午後3時から、博物館前の芝生を風船で飾って作品を作る参加型の催し「コスモスの夏祭り」を開く。