ポラテクノの広告を描いた列車の出発式。清水千夏さん(左)がデザインした=28日、直江津駅

ポラテクノの広告を描いた列車の出発式。清水千夏さん(左)がデザインした=28日、直江津駅

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七色の光まとい発車 トキめき鉄道 直江津-妙高高原 ラッピングトレイン登場

新潟日報(2015年7月29日)

 えちごトキめき鉄道(上越市)は28日、偏光板製造を手掛けるポラテクノ(同市板倉区)の広告を車体全面に描いたラッピングトレインの運行を始めた。デザインは地元の高校生が手掛けた。同日に直江津駅で式典があり、関係者が出発を祝った。

 企業出資によるラッピングトレインの運行はトキめき鉄道としては初めて。ポラテクノがトキめき鉄道に提案した。

 2両編成で直江津-妙高高原間を2年間走る。広告費は2年で100万円。デザインは、ポラテクノが上越総合技術高校(上越市)に依頼した。5案の中から、空を連想させる青地に七色の光が流れる様子を描いた3年の清水千夏さん(18)の作品が社員の投票で選ばれた。

 出発式で、ポラテクノの森田博美社長は「ラッピングトレインが上越発展のきっかけになってほしい」とあいさつ。テープカットの後、清水さんと竹内幸一・直江津駅長の合図で列車は出発した。

 清水さんは「デザインは会社のパンフレットを見ながらイメージを膨らませた。形になって良かった」と喜んだ。トキめき鉄道の嶋津忠裕社長は「これをきっかけに他の企業からも申し込みがあればうれしい」と話した。

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