寒梅や川をあしらい、見頃を迎えた田んぼアート=29日、新潟市秋葉区

寒梅や川をあしらい、見頃を迎えた田んぼアート=29日、新潟市秋葉区

新潟県 新潟・岩室 祭り・催し

巨大な「寒梅」出現 田んぼアートが見頃 秋葉区

新潟日報(2015年7月30日)

 新潟市秋葉区北潟の水田で、青々と成長した稲と、茶色い土壌の対比が美しい田んぼアートが見頃を迎えている。26日には現地見学会が開かれ、見学者は高所作業車で12メートルの高さから「寒梅」などをイメージした約47アールの巨大な作品を観賞した。

 農業や水田に関心を持ってもらおうと、区の産業振興課と新津郷土地改良区が主催した。2008年に始め、ことしで8回目。

 西区の大学生中野夏実さんのデザインが公募で選ばれた。新潟をイメージして「寒梅」と「信濃川」「阿賀野川」を表現する2本の線をあしらった。稲はすべてコシヒカリで、収穫した米は田植えや稲刈りの参加者に配られるほか、区内の福祉施設に贈られる。

 家族で訪れた石本周君(5)=秋葉区=は「梅の花がよく見えた。稲刈りにも参加したい」と話した。

今月のお得な国内ツアー びゅう

新潟・岩室 ニュース