小木地区の観光や飲食店をPRするパンフレット

小木地区の観光や飲食店をPRするパンフレット

新潟県 佐渡 アウトドア・レジャー

小木のおすすめ一目で 新観光パンフを作製 住民グループ「あかね」就航を記念

新潟日報(2015年7月30日)

 直江津-小木航路に就航した新造船「あかね」で訪れる島外の人に地元の観光地や飲食店を利用してもらおうと、佐渡市小木地区の住民グループが新しい観光パンフレットを作った。貸し出し自転車や路線バスを利用した観光などをPRするもので、7月から佐渡市と上越市の港や観光案内所などに置いている。

 地域活性化を目指す「小木まちづくり協議会」が作製した。同会は住民有志約50人からなり、昨年11月に設立した。地元の産業や教育の振興、行政と地域の橋渡しに取り組んでいる。

 パンフレットはA4判の両面印刷で5千部作った。観光協会が貸し出す自転車で宿根木や佐渡太鼓体験交流館などを回る「エコチャリコース」、各停留所の時刻表を記した「路線バスコース」を描いた。地元の食堂や喫茶店など20店を紹介する「飲食店マップ」も盛り込んだ。

 4月にあかねが就航したことで、両港間の所要時間は1時間短くなり、便数も1日2往復に増えた。特に上越側からは日帰りの佐渡旅行がしやすくなったことから、対岸やリピーターが多いという長野からの来島者を意識している。

 小木まちづくり協議会の村川辰雄会長(50)は「あかねの就航や地元の見どころをPRし、港と町を盛り上げていきたい」と話していた。

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