県立大(射水市黒河・小杉)の農地で約6万本のヒマワリが見ごろとなった。ひまわり迷路の開園式が30日行われ、学生と一緒に種をまいた杉の子保育園(同市中太閤山・小杉)の年長児24人が、迷路を楽しんだ。
迷路は北陸新幹線をテーマにした「かがやき迷路」。車両の先頭をデザインした。学生から応募のあった17点から最優秀作品に選ばれた杉村直昭さん(工学部環境工学科4年)のデザインを採用した。
石塚勝学長があいさつし、市や協力した農事組合法人ファーム大島の関係者、園児とともにテープカットした。園児は早速迷路を体験。「楽しかった」「簡単だった」と話し、ヒマワリの花をもらってうれしそうだった。
環境教育と地域貢献を目的に県立大と射水市が共同で「ひまわり大作戦」として行っている。6月1日に1年生約240人と園児が40アールに種をまいた。迷路はこの半分の面積で作られた。
ヒマワリは1週間ほど楽しめる。高大連携事業をしている小杉高校3年生とともに種を取って油を搾り、バイオ燃料にする。