豊かな自然を楽しみながら下伊那郡売木村内を走る「うるぎ絶景マラニック」が、10月11日に開かれる。村や村商工会などでつくる実行委員会が主催し、昨年に続き2回目。起伏が激しく、累積標高(登る高さの合計)約1200メートルのハードな走路となっており、実行委は「走りごたえのあるコースを完走すれば、きっと思い出になる」と参加者を募っている。
12日は、村内で清水秀樹村長らが大会の詳細を発表した=写真。種目はロングの部38キロ(制限時間8時間)とショートの部22キロ(同5時間)の2種。ランナーは、峠の頂上や岩倉ダム周辺など村一円を回り、赤や黄色に色づき始める山々の雄大な自然を楽しめる。
「アットホーム」な大会をコンセプトにしており、発着点で通過地点でもある村役場には、飲み物のほかに村特産のアマゴの塩焼き、「たかきびまんじゅう」などを置き、村民がランナーをもてなす。実行委は「レース中に立ち止まり、村民と交流を楽しんでもらうのも魅力の一つ」としている。
参加資格は19歳以上の男女。参加費はロング5千円。ショート3500円。定員は計200人で、9月20日まで申し込みを受け付ける。問い合わせは実行委員会事務局の村観光課(電話0260・28・2000)へ。