動物を越前和紙でつくったペーパークラフト展が、福井市中央1丁目のふくい工芸舎で開かれている。ペンギンやゾウの愛くるしい表情をはじめ恐竜などを精巧に表現している。23日まで。
敦賀市のイラストレーター時里嶺さんが型紙に描く模様などのデザインを担当し、福井市の造形作家内藤秀信さんが組み立てた。約100点を出品した。
和紙にエンボス加工を施して模様や凹凸を出し、動物の肌の質感を再現。南極の写真を背景にペンギンたちが戯れているように並べるなど工夫を凝らしている。全長約2メートルのフクイサウルスは鋭い爪など細部まで表現。ウサギやキリン、ゾウなども展示している。
内藤さんは「紙でいろんな工作ができることを子どもたちに知ってほしい」と話している。火曜定休。15日は休み。