国内最大規模の和太鼓の祭典「O・TA・I・KO響(ひびけ)2015」(福井新聞社共催)が22日、福井県越前町下河原のオタイコ・ヒルズで開かれる。メーンイベント「響宴(きょうえん)」には県外2チームが初出演。プロ奏者の指導が受けられる「太鼓の学校」を初めて開設するなど、太鼓の魅力を存分に感じられる。
「響宴」は午後6時開演。地元の太鼓チーム「O・TA・I・KO座 明神」をはじめ県内外から計4チームが出演する。初出演は鬼の面を付け、乱舞しながら太鼓を打つ「佐渡鬼太鼓 上梅津鬼太鼓組」(新潟県佐渡市)、伝統芸能を取り入れた創作太鼓「西湊鬼楽太鼓」(石川県七尾市)。躍動感あふれるステージを繰り広げる。
新企画として、和太鼓を身近に感じてもらおうと「太鼓の学校」を午後2時5分から開校。響宴に出演する「東京打撃団」が講師を務め、演奏方法を指導する。事前申し込みが必要。
県内から太鼓経験を問わずに集まり結成した「笑顔に会い隊2015」の約100人は、同4時35分からのプロローグで大迫力の演奏をとどろかせる。会場では、イベントTシャツやストラップなどオリジナルグッズを販売する。
午後2時開場、同9時まで。高校生以上は響賛(きょうさん)金(協力金)500円が必要。織田小など会場近くに2千台分の駐車場があり、午後4時以降は同校前から無料シャトルバスを運行する。
問い合わせは同実行委事務局(同町織田コミュニティセンター内)=電話0778(36)1111。