佐渡金山の停留所で観光循環バスに乗り込む観光客ら=16日、佐渡市

佐渡金山の停留所で観光循環バスに乗り込む観光客ら=16日、佐渡市

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金銀山巡る観光循環バス 9月27日まで運行延長 相川地区

新潟日報(2015年8月18日)

 佐渡金銀山遺跡周辺を巡る佐渡市相川地区の観光循環バスが、当初の予定を1カ月間延長し、9月27日まで運行することが決まった。バスを走らせる佐渡市では、9月の大型連休をにらみながら、金銀山の町への誘客を一層図りたい方針だ。

 バスは社会実験として、土日祝日のみ市街地を巡回する。観光客の町歩きを促すことが狙いで、市相川支所を発着点に、1日10便が専用停留所を含めた延べ14カ所を回る。運賃は均一で200円。市観光振興課によると、4月末~7月末までの3カ月間で、1日平均で約20人が利用している。

 また夏休み期間の特別企画として、バスが運行する今月22、23、30日の午後1時台に、観光施設「史跡佐渡金山」の正門前で鬼太鼓が披露される。16日も島内の2組が勇壮な舞を見せ、観光客から喝采を浴びた。

 カップルで旅行していた上越市の会社員山岸寛享さん(23)は、バスを使って佐渡金山を訪れたほか、陶芸体験も楽しんだという。「路線バスより停留所が多く、目当ての場所に行きやすい。便利だと思う」と話していた。

 循環バスの問い合わせは市観光振興課、0259(63)5116。

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