新潟県 佐渡 祭り・催し

初の佐渡版「酒の陣」 自慢の味飲んで、食べて 22日、両津

新潟日報(2015年8月21日)

 島内の蔵元など酒造りを行う会社が集結し、自慢の酒やつまみを味わう「佐渡酒祭り」が22日、佐渡市両津夷のあいぽーと佐渡で初めて開かれる。約30の企業、団体でつくる実行委員会では「佐渡の宝を生かし、地域の活性化へのきっかけにしたい」と意気込んでいる。

 実行委員会と市が主催。3月に両津港近くにできたあいぽーと佐渡を活用し、観光客の多い8月に「酒の陣」の佐渡版を行うことにした。酒造りが本格化する前の夏に、その前祝いの意味も込めた。

 島内に五つある日本酒の蔵元、酒造りをしている民宿など計8社が参加する。試飲チケットを購入すれば、佐渡の風土を生かした醸造をする各蔵元の銘酒、どぶろくや柿酒といった約40種類の酒が自由に試飲できる趣向だ。つまみとして地物のイカ、アジ、ブリ、サザエなどの魚介料理も有料で提供する。

 ステージでは利き酒コンテストや鬼太鼓、樽(たる)ばやしなど伝統芸能の披露がある。ご当地キャラクター、ブリカツくんも登場し、会場を盛り上げる。

 実行委員会会長で県仲見世観光の斎藤勉社長は「港やあいぽーとの一帯が佐渡の玄関口。ここを盛り上げて、島全体がにぎわうようになれば」と期待している。

 試飲チケットは千円(入場は無料)。午前11時~午後4時。

 問い合わせはあいぽーと佐渡、0259(67)7633。

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