福井県あわら市の初秋の風物詩「あわら北潟湖畔観月の夕べ」が5日、同市北潟湖畔サイクリングパークで開かれる。市内外の団体による芸能祭のほか、約2千発の花火と約5千個のろうそくをともす「あかりばやし」が湖畔を彩る。
湖上の特設ステージでは、午後5時ごろから市内外の10団体が踊りや楽器演奏を披露する芸能祭が開かれる。野だて茶会(同5時~)や、あわらの特産物を販売する「観月うまいもん市」(同4時~)もある。
同6時ごろからは、湖畔に並べた約5千個のろうそくに火がともり、幻想的な雰囲気に包まれる。同8時半からは水中花火など約2千発の花火が打ち上がり、フィナーレを飾る。
当日は、▽中央公民館・JR芦原温泉駅・細呂木▽新郷・本荘▽湯のまち▽剱岳・坪江・伊井▽波松・吉崎-の各方面と臨時駐車場(きららの丘)から無料シャトルバスが運行される。
あかりばやし実行委は、ろうそくの設置や点灯などを行うボランティアを募っている。当日午後5時までに会場に集合する。雨天順延。全体の問い合わせは同市文化学習課=電話0776(73)8041。