記念入場券が入った台紙を受け取る購入者(左)=安曇野市の豊科駅

記念入場券が入った台紙を受け取る購入者(左)=安曇野市の豊科駅

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JR大糸線、開業100周年 記念入場券セット発売

信濃毎日新聞(2015年9月7日)

 JR東日本長野支社は6日、大糸線(北松本―信濃常盤間)が11月2日に開業100周年を迎えるのを前に、記念入場券を豊科、穂高、信濃松川、信濃大町の4駅で250セットずつ販売した。北松本から信濃常盤まで17駅の入場券を専用台紙に収めてあり、鉄道愛好家らが買い求めていた。

 安曇野市の豊科駅には販売開始の午前9時前、60人余が列をつくった。先頭の川崎市の鈴木泰夫さん(69)は前日の午前10時前に列車で到着し、そのまま一晩を過ごした。「蒸気機関車(SL)の運行や新幹線開業の記念入場券などを50年以上集めている」と言い、北陸新幹線(長野経由)が金沢延伸開業した今年3月も、飯山駅で記念入場券を購入した。

 1セット2380円で、1人5セットまで購入できる。豊科駅では250セットが完売した。広瀬喜之駅長(55)は「JRに関心を持ってもらいありがたい。大糸線を利用して沿線の観光を楽しんでほしい」と話していた。

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