「ほおずき提灯」がともる商店街を練り歩く子どもみこし=22日午後6時22分、伊那市

「ほおずき提灯」がともる商店街を練り歩く子どもみこし=22日午後6時22分、伊那市

長野県 伊那路 祭り・催し

幻想的な街、みこし練り歩く 高遠で「燈籠祭」の宵祭り

信濃毎日新聞(2015年9月23日)

 伊那市高遠町で22日夜、鉾持(ほこじ)神社の例祭「燈籠(とうろう)祭」の宵祭りがあった。提灯(ちょうちん)を連ねた「ほおずき提灯」やあんどんがともる中心街一帯で、子どもみこしの練り歩きや伝統の「高遠ばやし」の演奏などがあり、にぎわった。

 ほおずき提灯がほのかに照らす街中は幻想的な情緒に包まれ、子どもみこしの「わっしょい」の掛け声、高遠ばやしの三味線や太鼓などが響いた。着物姿の女性やカップルが、ほおずき提灯を背に写真を撮影。高遠町出身で飯田市に住む会社員の杉本茂幸さん(36)は子どもとみこしに加わり、「夜にともる提灯がすごくいい雰囲気ですね」と話していた。

 本祭の23日は、一帯で山車の巡行や子どもみこし、高遠ばやしの練り歩きなどが予定されている。

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