全国の屋台村グルメが集う「全国屋台村ご当地グルメの祭典」が１０日夕、福井県あわら市温泉１丁目のあわら温泉屋台村「湯けむり横丁」隣の広場で始まった。同市での開催は初めて。きりたんぽやイカめしなど、各地の６店舗が自慢の品を販売。多くの来場者が集まり、ローカルフードに舌鼓を打った。１１日まで。

　同祭典は、全国１２道県１９カ所の屋台村でつくる「全国屋台村連絡協議会」が毎年、各地の屋台村で開いている。
　北海道や秋田、栃木などから６店舗が出店。広場内の大型テントの中に店を構え、ハタハタなどを練り込んだきりたんぽや牛串、イカの干物などを販売。午後５時に開店すると、たちまち各店舗前に行列ができた。来場者たちは、各地のグルメを味わったり、仲間との会話を楽しんだりしていた。

　地石正義さん（７３）孝子さん（７０）夫妻＝同市北潟＝は「普段はなかなか食べられないご当地グルメを楽しみにしてきた。どの料理もお酒が進みます」と笑顔で話していた。

　１１日は午後４時～同１１時。入場無料。問い合わせは市観光案内所＝電話０７７６（７７）１８７７。