「もみじ湖」と呼ばれる箕輪町東箕輪の箕輪ダム湖一帯で、紅葉が見頃だ。青空が広がった27日は、色づくモミジが日差しを浴びて輝き、訪れた人たちを楽しませた。
湖の周辺に植わるモミジは約1万本。落葉が始まった木もあれば、緑の葉を茂らせた木もある。この日、夫婦で紅葉を見に来た伊那市の飯島仁志さん(35)は「赤と黄、緑のグラデーションがきれい」。友人ら3人と訪れた松本市の飯沼幸征さん(77)は、強い風で葉が落ちるのを惜しみつつも、「いつ見てもいい」と紅葉狩りを楽しんでいた。
町産業振興課によると、モミジの紅葉はここ1週間ほどの冷え込みで一気に進んでいる。31日には「もみじ湖夢まつり」(実行委員会主催)が開かれ、農産物の軽トラ市や東日本大震災復興支援の海産物直売などがある。