来年の干支「申(さる)」を題材にした竹細工の作品展が15日から、福井県あわら市のえちぜん鉄道あわら湯のまち駅で開かれている。竹の曲線を生かしたかわいらしい約30点が並ぶ。1月15日まで。
同市金津創作の森に入居する竹工芸作家山田信雄さんと、山田さんの教室に通う7人が出展している。
輪切りにした竹をサルの胴体に見立てたものや、細かく切った竹を手足や胴体に使い、曲線を生かして躍動感を出しているものなど、動きや表情の違う作品がずらり。親子ザルや、風呂に入るサルなど思わずほほえむ作品が並び、駅利用客を楽しませている。