色鮮やかなユズが浮かび甘酸っぱい香りが漂う露天風呂

色鮮やかなユズが浮かび甘酸っぱい香りが漂う露天風呂

長野県 伊那路 温泉

冬至に香る露天柚子湯 高森町の「御大の館」

信濃毎日新聞(2015年12月23日)

 冬至の22日、高森町牛牧の日帰り温泉施設「御大の館」では露天風呂にユズを浮かべた「露天柚子(ゆず)湯」を提供した。利用者は、雪化粧した南アルプスをくっきりと望める露天風呂に漬かり、ユズの爽やかな香りを楽しんでいた。

 露天柚子湯は今年で5年目。安心して入浴してもらおうと無農薬栽培のユズを高知県から取り寄せた。今年は昨年の2倍の80キロ用意し、男女の各露天風呂に2回に分けて浮かべた。

 御大の館によると、ゆず湯には血行を良くし、湯冷めを防ぐ効果が期待できる。飯田市から訪れた西尾学さん(66)は「香りが良くて体の芯まで温まります」。毎年楽しみにしているという松川町の青木新市さん(79)は「ゆず湯に入ると年の瀬を感じます。元気に新年を迎えられそうです」と話していた。

今月のお得な国内ツアー びゅう

伊那路 ニュース