来年のえと「申」にちなんだデザインの手拭い

来年のえと「申」にちなんだデザインの手拭い

長野県 伊那路 その他

鮮やか「申」の手ぬぐい 飯田のパン店で販売

信濃毎日新聞(2015年12月30日)

 下伊那郡大鹿村大河原の布工房「大鹿さくら組」店主の東村邦子さん(66)が、来年のえとの「申(さる)」にちなんだデザインの手拭いを作った。正月に合わせ、室内に飾った時に明るく楽しげな雰囲気になるように創作。飯田市座光寺のパン店「玄パン工房バオバブ」で展示販売している。

 手拭いは縦1メートル、横35センチ。申の文字をつなげ、子猿がぶら下がるイラストなどを組み合わせた。猿の顔や尻の赤みを連想させるようにピンク色を基調とし、浜松市内の職人に染めてもらった。

 同店での展示は来年1月20日までの午前10時〜午後4時半(31日〜1月3日は休み)。申の手拭いは1枚千円。別のデザインの手拭いも25種類ほど展示している。

 東村さんは2009年から毎年、えとの手拭いを制作しており、今回で8作目。昨年に大けがをした影響で今年は体の回復に努めてきた。手拭いに描いた子猿の姿のように「新年は元気に飛び回りたい」と期待を込めた。

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