絵手紙で伝える「笏谷石の景観」パネル巡回展が、福井市中央1丁目の市まちづくりセンター「ふく+」で開かれている。福井城址や足羽神社など笏谷石のある風景や石仏、器をモチーフにした絵手紙と写真をまとめたパネルを並べている。10日まで。
ふくい笏谷石の会が昨年募集した絵手紙コンテストの入選作品などを展示。大賞「縁の下の力持ち」は、猫が寝ている縁側の下の基礎や沓脱石(くつぬぎいし)に笏谷石が用いられ、生活に溶け込んでいる様子を描いた。昨秋に整備された市グリフィス記念館のパネルでは、写真とともに記念館を題材にした絵手紙を並べて紹介している。
11日~17日は市郷土歴史博物館、21日~27日は県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館、3月1日~7日は足羽神社で展示される。