お目見えしたブラキオサウルスの全身骨格。高さは約11メートルになる

お目見えしたブラキオサウルスの全身骨格。高さは約11メートルになる

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恐竜博物館に新入り、群抜く巨体 ブラキオサウルス 福井県勝山市

福井新聞(2016年2月22日)

 福井県勝山市の福井県立恐竜博物館で、組み上げ作業が行われていた大型草食恐竜ブラキオサウルスの全身骨格(複製)が完成し、常設展示されている。昨年、同博物館が岡山県の会社から購入した標本の一つで、米国コロラド州で産出された化石の複製。全長は約22メートルある。頭までの高さは、同博物館の展示標本としては最大の約11メートル。

 周辺には、マメンチサウルスやカマラサウルスといった大型草食恐竜の標本が展示されているが、高さは際立っている。「ブラキオ」はギリシャ語で「腕」を意味し、長い上腕骨が特徴。肩の位置が腰より高く、首を起こし、より高い木の葉を食べていたと考えられている。会場では胴体の真下に通路があり、見上げて圧巻の大きさを体感できるよう工夫されている。

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