ひな人形の周りに浮世絵を飾り付けた「絵紙で彩る小千谷のひいな祭り」=28日、小千谷市平成の照専寺

ひな人形の周りに浮世絵を飾り付けた「絵紙で彩る小千谷のひいな祭り」=28日、小千谷市平成の照専寺

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浮世絵とひな人形共演 かつての風習再現 小千谷6日まで

新潟日報(2016年2月29日)

 絵紙(えがみ)と呼ばれる浮世絵とひな人形を飾ったかつての小千谷の風習を再現した「絵紙で彩る小千谷のひいな祭り」が28日、小千谷市の平成商店街で始まった。

 平成商店街協同組合などでつくる実行委員会が主催し、11回目。今回は15店が参加した。江戸時代から明治にかけて織物商人が江戸土産として持ち帰ったとされる浮世絵を、各会場合わせて2200枚展示している。

 メーン会場の照専寺の和順会館には、7段飾りのひな人形を設置。周囲には美人画や相撲絵、忠臣蔵や日清戦争を題材にした浮世絵など約600枚がずらりと並んでいる。

 東京都杉並区の自営業、山ノ内凜太郎さん(30)は「桃の節句を華やかに祝おうという工夫や知恵を感じた」と話した。

 3月6日まで。和順会館は午前10時~午後5時。

 問い合わせは横山表具店、0258(82)2509。

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