福井県池田町土合皿尾の足羽川上流にかかるかずら橋の冬季通行止めが19日解除され、橋の前で安全祈願祭が行われた。
かずら橋は全長44メートル、高さ12メートル、幅1・8メートルのつり橋。2月中旬から工事が行われ6年ぶりに架け替えられた。手すりには高知県産のシラクチカズラのツルが巻かれた。
式には地元区長ら6人が出席。同町稲荷の須波阿湏疑(すわあずき)神社の神職が神事を行った後、参加者全員で渡り初め。川のせせらぎを聞きながら、ほどよく揺れる橋をゆっくり1往復した。
昨年は約2万7千人が訪れた。4月には近くに木育拠点「ツリーピクニックアドベンチャーいけだ」のオープンを控えていて、管理者の一般財団法人「池田屋」では今年は3万人以上の通行を見込む。
11月下旬ごろまで通行できる。料金は高校生以上300円、小中学生200円。幼児以下は無料。