富山地鉄宇奈月温泉駅ホームにオープンした足湯

富山地鉄宇奈月温泉駅ホームにオープンした足湯

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宇奈月温泉駅ホームに足湯オープン

北日本新聞(2016年4月15日)

 黒部市の富山地鉄宇奈月温泉駅ホームに14日、足湯施設「宇奈月温泉 駅の足湯 くろなぎ」がオープンし、現地で式典が行われた。整備した黒部観光開発(富山市)によると、駅構内に足湯があるのは県内で初めてで、全国でも珍しいという。同温泉街では3カ所目の足湯になる。

 足湯は駅のホーム東側に設けたデッキ(78・3平方メートル)に作った。ホームだけでなく、隣接する道路からも入ることができ、駅利用者のほか、温泉街を訪れた観光客も楽しめる。お湯は掛け流し。デッキやテーブル、いすにはヒノキ、あずまやの垂木や野地板には県産のスギを用いた。

 デザインは、富山地鉄の観光列車「アルプスエキスプレス」やJR九州の寝台列車「ななつ星in九州」などを手掛けたデザイナー、水戸岡鋭治さん(東京)が担当した。

 式では辻川徹黒部観光開発社長があいさつし、夏野光弘県観光・地域振興局次長と堀内康男黒部市長が祝辞を述べた。濱田政利宇奈月温泉旅館協同組合理事長、桑名博勝富山地鉄会長らが加わりテープカットした。

 南砺市福光から訪れた中川清志さん(75)と清枝さん(72)夫妻は「今日オープンと聞いて驚いた。気持ちよく、疲れがやわらいだ。紅葉の時季にまた来たい」と話した。

 足湯の利用時間は4~11月が午前8時~午後6時、12~3月が午前8時~午後4時。無料。温泉街では今月27日にオープンする総湯「湯めどころ宇奈月」内にも足湯ができる。

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