大町市と松川村にまたがる国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で29日、6月18日に開園する「河畔探勝エリア」を散策する体験会が開かれた。午前の部には市内外の親子連れら14人が参加し、乳川に架けられた橋を渡ってエリア内に。森の中を約3キロ歩き、石切り場や取水口など里山の生活の跡が残るエリアの魅力を一足早く満喫した。
6月18日には、このエリアを含む「自然体験ゾーン」計142ヘクタールが開園。これまで段階的に拡張してきた同公園は全園開園となる。新たなゾーンには、マウンテンバイクのコースを整備した「スポーツと遊びの森エリア」や「川遊び・乳川河原エリア」などを設けた。
河畔探勝エリアは、ガイド同伴の散策会などイベントの開催時のみ入場できる。29日の参加者は同公園サポーター4人から木の種類や地域の歴史を聞きながら歩いた。