福井県越前町織田の雨田光平記念館の展示「四季の植物」が同館で開かれている。植物を題材にした短歌や絵画などの作品15点が、四季折々の雰囲気を感じさせている。6月26日まで。
彫刻家やハープ奏者など多岐にわたり活躍した雨田光平さん(1893~1985年)と、雨田さんと親交のあった芸術家ら4人の作品を展示した。
軸装された短歌「山菜料理をくう」は、昭和40年代、雨田さんが石川県白山市を訪れた際に詠んだ作品。題名そのままに「珍ら志や しほで 山ふき せんまいに いたどり くるみ うにと 笹の子」と味わった山菜を歌に残している。
休館日は、毎週月曜。