黒部ダムで始まった観光放水を新展望テラス(手前)から眺める観光客

黒部ダムで始まった観光放水を新展望テラス(手前)から眺める観光客

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迫力間近、黒部ダム観光放水始まる 新展望テラス開放

信濃毎日新聞(2016年6月27日)

 北アルプスを貫いて大町市と富山県を結ぶ立山黒部アルペンルート上にある黒部ダム(富山県立山町)で26日、今年の観光放水が始まった。ダムの壁面から噴き出す水しぶきを間近で楽しめる新展望テラスが開放され、初日から大勢の観光客でにぎわった。

 河床から約120メートルの高さにある二つのバルブから毎秒計15トンの水が放流される。既存の展望広場のダム側に増設したテラスは、広さ約90平方メートル。ごう音を上げ、霧状になった水が落ちていく様子を臨場感いっぱいに楽しめる。

 この日は時折雲間から日が差し、しぶきのそばに虹が現れた。北海道から夫婦で初めて訪れた藤樫義文さん(69)は「間近で見ると全然迫力が違う」と見入っていた。

 テラスの名称は公募で決める。専用の用紙に案を記入し、現地で応募箱に入れるか、郵送する。7月末まで受け付け、8月中に決定する。観光放水は10月15日まで毎日行われる。

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