拡張するドーム船の土台を組み立てるスタッフら

拡張するドーム船の土台を組み立てるスタッフら

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ワカサギ釣り客、より多く 白樺湖のドーム船面積1・5倍に

信濃毎日新聞(2016年10月28日)

 茅野市と立科町境の白樺湖で昨年12季ぶりに復活したワカサギ釣りで、釣り場管理を担当する白樺湖フィッシングセンターは今季、営業するドーム船の面積を約1・5倍に、定員を55人に拡大する。昨シーズンのにぎわいを受け、より多くの釣り客を迎える。今季の営業は11月1日からで、同センターは営業開始に向けた準備を進めている。

 昨シーズンは12月19日〜3月31日に無休で営業し、県内外から900人余が訪れた。同センターによると、従来のドーム船は定員約40人で、年末年始などは家族連れを中心に1日40人以上が訪れる日もあり、集客は好調だった。

 27日には同センタープロデューサーの栩木(とちぎ)亮さん(45)らが、プラスチックの容器や鉄枠でドーム船の土台を組み立て、開業準備を進めた。

 これまでの試し釣りで、白樺湖のワカサギは順調に育ち、生息数も多いとみられている。栩木さんは「放流などを通じ、5年かけてつくり上げた釣り場の環境はとても良い状態。白樺湖でワカサギ釣りの楽しさに触れてほしい」と話している。

 今シーズンは来年3月末まで、午前7時〜午後3時半に営業する。餌や電動リールが付いたさおの貸し出しをセットにした「2時間体験パック」は3500円。問い合わせは白樺湖観光センター(電話0266・68・2255)へ。

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