次々とパックに詰められる川渡餅=30日、上越市本町2

次々とパックに詰められる川渡餅=30日、上越市本町2

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謙信にちなみ健康願う 「川渡餅」販売始まる 上越

新潟日報(2016年12月1日)

 上越市で無病息災を願って11月30日と12月1日に食べられる「川渡(かわたり)餅」の販売が30日、上越市の菓子店で始まった。もっちりした食感が特徴のあんこ餅を求め、市民らが列をつくっていた。

 川渡餅は上杉謙信が川中島の合戦前夜に兵士に餅を配ったところ、勝利した故事にちなみ、上越市で食べる風習がある。高田、直江津両地区の菓子組合加盟店の多くが2日間限定で1個108円(税込み)で販売する。

 上越市本町2のもちや菓子店では、30日未明から従業員7人がきねでついた餅をあんで包んで手作りし、手際よくパックに詰めていた。買い求めに来た同市の女性(76)は「子どものころから1年の楽しみ。健康を願って食べたい」と話した。

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